b日 光
ここに文章を書きます。
  日光と言えば、やはり東照宮が頭に浮かぶ。陽明門に代表される豪華絢爛な色彩と彫刻は確かに目を引き、その観光客の多さにも驚かされる。せっかく遠路日光までやってきたのだからと、まずは東照宮を参拝し、翌日早朝から中禅寺湖や戦場ケ原、丸沼へと登っていった。
 日光の紅葉は有名であり、今が一番の盛りでもあった。が、ここの観光客、カメラマンの数は私の常識を覆すほどの多さであった。まだ午前7時というのに第二いろは坂を登り切った明智平の駐車場はほぼ車で満杯、中禅寺湖を越え、戦場ケ原や湯滝の駐車場も既に多くの車が停まっており、撮影ポイントには大勢のカメラマンがいる。これで休日ならば理解できるが、平日の早朝でこの調子である。翌日は、さらに早く宿を出発し、早朝の日光の風景を求めてみたが、残念ながら希望する風景には出会えなかった。
 日光での撮影において最も気に入った場所は、県境を越え群馬県に入った所にある丸沼であった。ここの風景は暖かい光が満ちあふれ、のんびりと過ごすアングラーの姿も絵になった。有名な撮影ポイントではないが、自分なりのお気に入りの撮影ポイントが見つかるのは嬉しいことである。
  
北どぶ
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